子供の虫歯予防
- 2023年4月20日
- 院長ブログ
辻堂さわだ歯科医院院長 澤田です。
「子供には、虫歯になって欲しくない」
そう考えられるのは当然です。
歯ブラシを頑張っていれば虫歯にはならない、そう考えている方もまた多くいらっしゃいます。
実は、ここには食事・間食の回数が大きく関係してきています。
口の中は基本的に中性ですが、物を食べると酸性になっていきます。
歯垢に潜む細菌が増殖しやすい環境となり酸を発生させ、歯を溶かしてしまいます。
20分から1時間ほどで歯は再石灰化しますが、間食の回数が多いと、脱灰(歯が溶けた状態)が繰り返されて再石灰化に時間がかかってしまいます。
その結果、虫歯になりやすくなるのです。
特に、糖分が多いものを食べる時は気を付けなくてはいけません。
よく噛んで食べることも、丈夫な歯を作るために大切です。
よく噛むことで顎の成長を促進でき、噛み合わせや歯並びにも影響します。
噛むことで唾液の分泌量も増え、口内を綺麗な状態に保つことが出来ます。
食後すぐに歯を磨くと、虫歯の原因となる歯垢やその原因となる糖質を除去することができるため、虫歯予防になります。
食事やおやつなど、飲食後は歯を磨くことを習慣づけていくことをおすすめします。
難しい場合には、お茶や水を飲んで口腔内を洗い流すようにしましょう。
また、出来てしまった虫歯も小さいうちに見つけてあげることが出来ると負担の少ない処置で対応可能なことも多いです。
フッ素塗布と合わせ、定期的な歯科検診の受診をお勧め致します。
何か不安なことなどあれば、お気軽に一度ご相談ください。