親知らずの移植
- 2023年7月15日
- 院長ブログ
辻堂さわだ歯科医院院長 澤田です。
歯を失ったところを補う方法は大きく3つ。ブリッジ、入れ歯、インプラントがあります。
しかし場合によってはもう1つの選択肢として、親知らずを移植できることもあります。
ただし、どのケースでも移植が出来るわけではなく、適応にも厳しい条件があります。
また、成功率も7割ほどと決して確実なものではありません。
条件として、親知らずの形状がシンプルであることであったり、大きな虫歯になっていないこと、また口腔内の清掃状況が良好でなければ移植は叶いません。
糖尿病や喫煙習慣なども失敗因子となってきます。
移植に成功して長く使われる方もいらっしゃる一方、早ければ数年でトラブルが起きてくることもあり、生存年数が長く確実なものではないという点も知っておく必要があります。
失った歯を補う方法はいくつかありますが、どれもメリットとデメリットがあります。
それぞれの方法を比較・相談の上、検討頂ければと思います。
ご自身が決められた選択肢において、最大限のお手伝いをさせて頂きます。
(割れてしまった歯)
(親知らずをもってきます)
(移植歯として使用)